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会計士試験見直しについて思うこと

会議は踊る、会計士試験見直しで議論百出
会計の専門家に新資格 金融庁検討、企業の採用後押
公認会計士試験合格者数が4割減、それでも就職難か
公認会計士、試験・資格制度見直し検討 増えすぎ就職難

かなり問題化が進んでいます。
そして、間違っている方向へ進んでいます。
(というか既に予定調和な話がついている感じがします)

まぁ世の中的には当然の方向へと進んでいるとは思います。



会計士試験見直しについての要点は一つだけ

公認会計士試験に受かっても監査法人に就職できない人が増えすぎた



対策は、会計士試験に合格する人数自体を絞る、ていうか既に絞った。

旧第2次試験合格者を除いた数字


平成18年度 1,372人 願書16,210人 合格率8.5%
旧第2次試験合格者を大量に投げ込むと、
合格者数3,108人になる。

平成19年度 2,695人 願書18,220人 合格率14.8%
残っていた旧第2次試験合格者を投げ込むと、
合格者数4,041人になる。

平成20年度 3,024人 願書19,736人 合格率17.1%
残っていた旧第2次試験合格者を投げ込むと、
合格者数3,625人になる。

平成21年度 1,916人 願書20,443人 合格率9.4%
少し残っていた旧第2次試験合格者を投げ込むと、
合格者数2,229人になる。



平成22年度は
願書は微増、または変わらずくらいということで
適当に20,500人ということにしてみる。

あ、短答が2回になるから、
合計すると30,000人くらいになるけど、
受ける人間は変わらないということで、
20,500人のままでいいとする。


合格者を名目2,000人程度に抑えるというのは、
実質1,900人くらいに抑えるということ。

旧第2次試験合格者が150人くらい残っているかもで、

旧第2次試験合格者を抜かした合格者は
1,750人



1,750人/20,500人 = 8.5%


げっ、金融庁、合格率8.5%に抑えるつもりだ!!!

実質、合格者数を増やす制度改正をなかったことにする模様です。



もっともバブルだった平成20年と比べると、
平成20年で受かった人間の半分が蹴落とされるのが平成22年試験ということにあいなります。


・・・。


まぁ、世の中こんなもんだ。






公認会計士の下に新しい資格を作るという話、

正確に名目で言うと、
現在の公認会計士という資格を上位概念にして、
監査ができない公認会計士を新設する話。

なんかの冗談でしょ。(でも現実味はあったりする)


僕は、監査ができない会計士は、

例えるなら手術ができない医者、
いや、むしろ診断さえままならないヤブ医者くらいにしか見えない。


実戦経験を鍛える監査がないのなら、
簿記2級程度の簿記知識で十分です。

簿記1級さえ入りません。




ただ、1ついえる事は、

会計士試験に合格するということは、
オニのようにキツイことがわかりました。


平成20年度は微妙ですが、
平成21年度に合格した人は、

正直スゴイです。



自分も会計士試験の勉強をやって
身にしみてわかったんですが、

合格レベルに持っていくのは、
正直本当にきついです。



長期間(1年くらい)、地道に勉強を続けること。
短期間(1ヶ月半くらい)、猛烈に勉強すること。

合格レベルにいる人は、
基本的にこの特質を持っています。


いや、特質を持っているなんていう、
安易な言葉は適切じゃない。

半端なく耐えることができる人だと思う。


会計士試験は、
才能とか頭の良さを問うている試験ではありません。


会計士試験合格者は、

半端なく耐えることができる、
そして努力を積み重ねることができる人材かどうかを問うている資格です。


会計を知っているのはオマケみたいなものです。







あれ?

ということは、監査ができない公認会計士を新設しても、
悪くない話だなーと思うようになったりする。



まぁ、新しい資格を新設するというよりも、
会計士補がいたころの制度に戻すという話なんだろうね。

立場上、試験制度を戻すとは言えないから、
新設するとか、いっちゃたりするんだよー。





普通の大学生を取るよりも、
会計士合格者を取るほうがハズレは圧倒的に少ないですよ!


と宣伝してみる。

あ、ぼく大学生じゃないんだけど。。




とは言うものの、

僕にとっては、
やっぱり監査ができなければ、

僕が会計士を目指した意味自体がないんです。



僕の場合は、
合格したら監査法人に何とか潜り込む!


いや、ほんと、
試験に合格したらなんですけどね・・・。








P.S.

会計士制度の理想案

試験に合格して監査法人に入り、
2,3年くらい経過した会計士の半分を
監査法人から普通の企業に放出させる。

その空いた席と普通に定年を迎えた人の席に、
合格した人間を入れる。



というのが、理想案です。

だけど、

新しく入る人間よりも、
既に入っている人間の既得権益のほうが圧倒的に強いんで、

理想だけで現実案じゃないんだよね。


あと、会計士に定年ってあるんかな?

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