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租税法の勉強方法

租税法の勉強方法を載せておきます。

租税法のステータス
短答:なし
論文:あり 100点(全科目あわせると700点配点) 時間120分

概要:
会計上(会社側)と税務上(税務署側)の損益の認識の違いを修正する。

税務署へ税金を納めるには、会計上の純利益から40%とかの法人税率をかければいいというわけではなく、税務署の要求にあった純利益、すなわち課税所得をあれやこれやと計算して、それから税率を書けて、あれこれ控除したり、加算して納付する金額をはじき出します。

税務署仕様の修正仕訳みたいなものを勉強します。

計算中心に勉強していきます。
のちのち理論の勉強も必要です。



租税法の攻略法

まず最初に認識すべきことは、
12月短答の場合、租税法の勉強は全てにおいて優先度が低い科目です。

正直、租税法は12月短答の場合、勉強する必要はありません。

12月短答が終わった後に、
冬休みを使って一気に勉強するのが一番まともな方法です。


租税法はやればやるほど点数が伸びる科目ですが、
他の科目よりもはるかに忘れやすい科目です。

租税法を勉強しても、
12月短答前の2ヶ月くらいは、まず租税法なんてやる人間はいません。

その2ヶ月ですごい勢いで租税法を忘れます。


時間のない人は、租税方を完全に捨ててかかるのがいいです。

時間に余裕のあるひとでも、租税法は、
とりあえず平均点くらいをとっておけばいいと思います。

12月短答の前に、
租税法の計算の勉強を進める人も中にはいますが、
適当に無視しましょう。


あ、でも5月短答の場合は、
租税法の計算はしっかりやっておかないとひどい目にあいます。

5月短答の場合は租税法の計算問題もしっかりやりつつ短答に望んでください。





基本的に、租税法はスケジュール的にはそのスタンスで勉強をするとして、
具体的な勉強方法は、まず最初に計算ができるようにします。

租税法は、計算問題と理論問題とに分かれています。


予備校のカリキュラムによって、
論文式本試験の3ヶ月前くらいに租税法の理論問題の勉強が開始されます。

そのため、租税法では計算問題が解けるようになった後に、
理論問題を勉強するのがセオリーになっています。



租税法はまずは計算問題に対する取り組みから説明します。


租税法の計算問題は、
問題集の答えを全部まねるように答えを書きます。

一見どうでもいい計算式でも、
最初のうちは問題集の解答通りに全て書いて答えます。

同じ問題を何度も繰りかえして全て書くのになれた後に、
時間を節約するために要点の計算式だけを書いて答えるようにします。


実際の本試験では、
計算式を問われることはまずありません。

ただ、万が一、計算式を問われた場合でも対処できるようにするために、
一通りの計算式の書き方には慣れておいたほうがいいです。

それと、租税法の計算問題は忘れやすいので、
計算式も含めて覚えておくことで、
一連の計算の流れから多少忘れにくくなるという効果もあります。


租税法の理論問題は、
論文式本試験の3ヶ月くらい前から理論の授業が始まります。

基本的に理論問題は答練の問題の答えを覚えたり、
テキストを読み込んだりするだけです。



下記からは、僕が四苦八苦していた租税法の計算問題の勉強の様子です。

僕は、まず最初に、
租税法の勉強方法で完全に失敗しました。

かなり時間を無駄してしまいました。


租税法の問題の解き方は、
財務や管理会計の問題の解き方とはかなり違います。


財務や管理会計の問題の解き方
・時間を短縮されるためにできるだけ計算過程を飛ばす
・答案には答えだけ書く


租税法の問題の解き方
・答案には計算過程も書く。そして一見無駄にしか見えない計算過程を飛ばしてはいけない。例えば、12÷12=1.000みたいな計算過程でも飛ばすと殺される可能性がある。


租税法の勉強で初めの1ヶ月、
私は計算過程をできるだけ飛ばして、
計算過程は途中結果だけ書き留めていました。

そして、何やら気づいたんです。
計算過程を書かないと殺されることを。


例)

社債等償還差損

損金算入額
(1000-900)×(4月÷(12月×4年)) = 25

みたいな・・・。

こんなもん、電卓叩けばすぐに25円って出てくるけど、
アホみたいな計算過程でも書かないといけないようです。

そして、問題集の答案に書かれている計算を
忠実にまねるようにしました。


それから1ヵ月後。
どうも計算過程を本当に全て書く必要は、
ない可能性が出てきました。

計算過程は書くんですが、
どうも匙加減があるようです。


例えば計算過程で記載する単語ですが

関係法人株式等以外⇒関係法人以外
支払利子総額⇒利子総額
償却限度額⇒限度
償却超過額⇒超過
etc.,etc.,

漢字をある程度省略してもOKということが確定。


ただ、今まで書いていなかった、
1)とか2)とか3)とかのインデックスは書いたほうが良いらしいです。


なぜにこんなに七八苦しているかというと、
計算過程というか租税法独自の問題の解き方みたいなことを、
先生は言っていなかったような気がする。

うーん。。


それ以上に、必要な計算過程を載せた解答とか
今まで見たことないんです。

授業ではまったく問題を解きません。


管理会計でも財務会計でも、
問題集の解答にのっている計算過程を一生懸命書くバカはいないはずです。

でも、租税法の場合、問題を解くときは、
問題集の解答をほぼ丸写し状態で・・・?


授業の内容をまとめたレジュメなんかどうでもいいから
試験とかで書かなければいけない実際の計算過程のサンプルとか配ってほしい・・・。



バカ正直に全てを書いたら、
試験でパニくります。(僕がパニくった)

一つ一つ省略できそうな計算過程を先生に聞いてみるしかないのかな?



ちなみに租税法の勉強方法は、

授業(3時間)

2~3日後
テキストを一通り読んだ後に問題を解く
(1回の授業を復習するのに6時間くらいかかる)

2~3日後
問題集の問題を広範囲に拾い上げては解いていく
2章の問題から1つ、3章の問題から1つ、4章・・・以下同じ。
みたいに、手広く繰り返し解いていく。


租税法の問題は、
恐ろしくなるくらい覚えが悪いです。


財務や管理会計は同じ問題を2回もやれば、
とりあえずOKな感じになるんですが、

租税法の場合は4回くらい同じ問題を解いて、
ようやくまともに解けるようになる、
そんなヒドイありさま・・・。



勉強時間的に言うと
財務会計 >= 管理会計 > 租税法 > 企業法


1回(3時間)の授業に対する短期的な復習時間は

財務 3~6時間
管理 3~6時間
租税 6~7時間
企業 4~5時間

なんなんだ租税法!

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